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ありがとうございます
子どもさんの立場から借金父への怒りです。

20代後半の女性。
金遣いの荒い父に貧乏を強いられてきました。
許せません。
パチンコで借金を作るくせに、お菓子も買ってくれませんでした。
友だちが旅行に連れて行ってもらっているのに私はせいぜい近場の遊園地でした。
もっとも許せないのは借金のせいで大学に行けなかった事です。
奨学金も考えましたが、借金に良い印象のない母を説得できず、専門学校に行きました。
30才を、目前にしたアラサー女なのに父と今も同居しています。
父は先日パート先で給料を手渡しでもらい、その夜のうちに全額使った来ました。
私は我慢できず、これまでの怒りをぶつけましたがスッキリせず、ストレスはたまる一方です。
過去の事から立ち直らなければと思いますが、無理です。
目の前からいなくなってほしいです。
こんな私はおかしいですか。
 
    妻の立場から、借金夫への怒りのブログや、相談は目にすることはよくありますが、子の立場からの相談。ある意味貴重なお悩みです。
お子さんが小さいうちに見切りをつけて離婚する人が多く、大人になるまでずっと借金父と関わりを持つ人が少ないからでしょうか。

 娘たちが高校生の時に離婚しましたが彼女らも、同じような思いを抱えていることでしょう。

    ある日を境に家庭がどんどん冷えていく。
彼女らの足元も、私と同じように大きく揺らいでいたと思いますが、2人とも何があったの?と聞いてくることはありませんでした。
離婚に至るまでの深刻な話だとは思ってなかったはずです。
いえ、もしかしたら心の中は不安いっぱいで、怯えていたのかも知れません。
あの頃の長女の顔を思い出すと、なんとも言えない気持ちになります。

    長女は大学へ進みましたが、次女は専門学校です。
父親の借金のせいでアルバイトを掛け持ちで大変です。
専門学校もそれぞれで、次女の学校は4年生大学ほどではないですがかなり高額です。
次女も大変です。 


 
専門家のアドバイスです。
おかしくありません。
父親に振り回され、知らず知らずのうちに、心に傷を負ってきたのです。
よく今日まで我慢してきましたね。
積年の怒りを吐き出せたのは良かったと思います。
それなのにすっきりしないのは、問題が何も解決していない事に気づいたからでしょう。
問題とは、あなた自身が自分の人生を生きていないという事です。
過去にとらわれない為には過去は変えられないと知ることが必要です。
親への執着はあなたの時間を奪い、心をむしばみます。
今この瞬間を生きる自分の首根っこをつかんで過去に引きずり戻しているのは他ならぬ自分なのです。親と距離を置くには家を出るのが望ましいですが、それが無理なら、頭の中だけでも家出してください。
例えば、図書館の小説コーナーの右から左まで読破するつもりで読んでみる。
ノンフィクションでの学術書でも構いません。
大学に行きたかったあなたなら苦にはならないですね。
たくさんの人生を知ることは生きる力になります。
あなたの世界が広く深くなればなるほど父親への怒りは小さくなり自分が見えるようになります。
そこから歩き始めても遅くはない。
親を許す必要はありません。
親を手放すのです。
 許しがたい相手を許すことができるようになるのは、やはり自分の人間力を高めるのが1番の近道のようです。
それが中々むつかしいのですがねー。
それでも知ってると知らないでは大きく違います。
準備はしておきましょう。
本を読むもよし、趣味に打ち込むもよし。
何もする気がない時はそれもよし。
もう私たちは考え方のカードは手にあります。



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ありがとうございました

   当てにならないヤツの「うん」