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「心的外傷後ストレス」はよく耳にするのでご存知だと思いますが、「心的外傷後成長」ってご存知でした?
私は最近知りました。
心的外傷後ストレスは心に深い傷を負う経験をした後、不安や緊張が続いて眠れなくなったりという障害(PTSD)を引き起こすことですが、逆境を乗り越えて成長することを「心的外傷後成長」と言います。
トラウマや苦しい環境を乗り切り、心に大きなダメージを受けた後、それを乗り越えた人の70%が、何らかのポジティブな心理的成長を遂げていると、心理学者のリチャード・テデスキさんとローレンス・カルホーンさんの研究でわかっています。
心に傷を負った後人はどう変化するのか。
自分の価値観・世界観が粉々に崩れて、今までの感覚では生きられなくなりゼロからスタートすることになる。
その出来事を何度も何度と考える。
悲しみ、怒り、不安。
この感情と共に成長が起きる。
逆境に適応し、心のダメージとネガティブな感情を理解することで成長する。
心に負った傷を乗り越えたことで自分は強いと感じるようになり、内なる自分により正直になる。
何かを失ったことにより、今までとは違う、価値観、創造性を手に入れることができる。
当たり前と思ってことは当たり前でなくなり新しいやり方を見つけなければならなくなる。
この創造性はこれからの自分の人生の再構築を助けになる。
長い人生、これから先、まだまだ何があるか分からないけど、どんなことだって何度だって乗り越えていく自信があります。
―kakinco―
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