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 家庭裁判所に調停を申し込んだ時、調停委員からは主張書面は書いた方が主張が認められやすいから書いた方がいいけど、別に書かなくても大丈夫ですよ。
書くなら箇条書きのような形で簡潔にとアドバイスを受けました。

 

どうしようかなーと思いましたけど、とりあえず書いてみようと書き出しました。

箇条書きにするつもりで、
①・・・・・・・・・
②・・・・・・・・・・・
③・・・・・と

書いていましたが、書いているうちに色んなことを思い出し、感情が高ぶってきて冷静ではいられなくなりました。
 だんだん殴り書きのようになってきて、とても箇条書きになんかできませんでした。

・・・あかんあかん、冷静にならないと、自分を落ち着かせるように、今まであったことを聞いてもらうように書きました。

調停員に提出する時に、こんな風になってしまいました。
と渡しましたら、箇条書きでなくても、こんな感じでもいいですよ」って。

なーんだ、形はどうでもよくて、とにかく判ればいいのねって。



  調停員というと法律関係の人がされてる思いがちですが、全く無関係の人もできます。
なので、調停員さんには過度に期待しない方がいいですよ。
元弁護士や検事など法律の専門家も、もちろん調停員をされてますが、元教育者、地域の有力者など法律には素人の方もされています。


私の質問には、具体的な答えは聞けませんでした。
(専門的なことは弁護士さんでしょうか)
それと気持ちを理解してくれることはあっても、立場上当然ですがやはり中立です。

相手方(調停を申し込んだ時点で元夫は相手方となり、私は申立人となります。)に聞いてほしい、とお願いしていたことは結局聞いてもらえませんでした。
まあ、元夫も答えなかったんでしょう。
(調停員は男性1人、女性1人計2人が担当としてついてくれます)

 離婚決定時には必ず裁判官、裁判所書記官、調停委員2名、それと夫婦2人のが計6人が同席します。

へっというくらい、とてもあっけない感じでしたよ。

これから経験される方は、がっかりしないようにしてください。
裁判官が通り一遍の文言を読み上げて、終わり。
この時点で離婚成立です。

そそくさと部屋を出て行かれます。 
(私の時の裁判官は30代後半くらいの女性の方でした。)

それから書記官から、10日以内に市役所に調停書謄本を提出してください、などのちょっとした説明があります。

緑色の離婚届けは書きませんでした。

調停離婚が成立した場合は、相手の署名や証人署名などは一切必要ありません。
調停調書謄本の提出が必要となります。
なので離婚届けは必要ありません。

 私にとっては一大決心の離婚でしたが、裁判官や書記官、調停員にとっては日常なんですから、あっけないのは当たり前ですよね。

 最後の調停で離婚が成立した日に調停員の方が「大変な決断をしたのだからこれからのあなたの人生が素晴らしいものになるように私たちも祈っています」と言ってくださいました。

 最後まで読んで下さってありがとうございました

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