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ありがとうございます
32才で結婚し20年間ともに暮らした夫と離婚しました。
原因は夫の借金です。
離婚までの記録とその後を書き綴っていきたいと思います。
◆これは調停離婚の際に提出した私の主張書面です。
平成26年(家〇〇)第〇〇号
主 張 書 面
夫とは職場で出会い1年ほどのお付き合いで結婚しました。
結婚して1年ほどで長女を授かりその2年後に次女が生まれました。
長女が4歳、次女が2才の頃。
住宅ローンを組んで2,950万円の中古マンションを購入しました。
元夫は会社員で安定した収入がありました。
でも楽な家計ではありませんでしたので、私も週3日深夜の時間帯、22時~朝の6時までのケーキ工場のパートを始めました。
夜なら夫が会社から帰宅してるので、子どもたちだけにならないというのが理由です。
家族4人と猫1匹穏やかに暮らしていました。
結婚当初、彼には2,500万円ほどの預金がありました。
300万円をマンション購入の頭金に350万円をリフォーム代に支出しました。
なので彼の手元には1,850万円ほどは残っていたと思います。
贅沢しなければ子供たちにちゃんとした教育を受けさせてあげられるだろう。
繰り上げ返済もできたらいいな、なんて考えていました。
マンションを購入して1年が経った頃。
聞いたことのない個人名の電話やカード会社からの督促状が次々と届き大変驚きました。
借金をしているのか、何に使ったのかと問い詰めると小さな声で
「競馬に使った・・・」と。
ショックでその時の体の感覚は今でも忘れられません。
ふわふわしてしっかり立てないそんな感じです。
「あのお金で返したら!」
と、残っているだろう1,850万円の預金のこと暗に言ました。
返ってきた言葉は「どこにあるの?」でした。
すでに彼の預金はすっかり無くなっていました。
ゼロ
無くなっていたというより借金があるのでマイナスです。
これから子どもたちにかかる養育費・教育費・住宅ローンを考えると不安でなりませんでした。
「もう競馬はしない」
夫は約束したのでその言葉を信じ私の預金100万円と長女の学資保険100万円そして積み立ての保険
介護保険などを解約して返済に充てました。
忘れてしまいたい記憶なのであやふやになっています。
もう少し返済したかもしれません。
何もなかったと言い聞かせながらいい家族のふりをしました。
表面上はほんとに普通の家庭だったと思います。
ちょんとつつけばサラサラと崩れていく不確かで、危うい家庭
とても苦しく辛かった。
また知らない個人名の電話がかかってくるようになりました。
嫌な予感が雨雲のように心に広がります。
借金は完済したと言ってっていたのに、前の借金の残りがあったようでそれを私に言えずにその穴埋めという名目で競馬に使っていたのです。
その借金が500万円を超えていたと思います。
10社くらいからの借り入れがありましたから。
当然離婚を考えました。
でも
子供はまだ小さく頼れる実家もなかったので、不安な気持ちのまま何とか自分の気持ちを抑え込み、結婚生活を維持する事にしました。
その頃転勤の話があり、その借金を抱えて家族4人とネコ1匹で行きました。
赴任先に向かう車を運転する夫の横で、話すこともなく変わっていく美しい景色を、ただ瞳に映していました。
長女は年長さん、次女は幼稚園に上がる前でした。
調停離婚 私の主張書面 ②
調停離婚 私の主張書面 ③
最後までお付き合い





続く 明日投稿予定
ゼロ
無くなっていたというより借金があるのでマイナスです。
これから子どもたちにかかる養育費・教育費・住宅ローンを考えると不安でなりませんでした。
「もう競馬はしない」
夫は約束したのでその言葉を信じ私の預金100万円と長女の学資保険100万円そして積み立ての保険
介護保険などを解約して返済に充てました。
忘れてしまいたい記憶なのであやふやになっています。
もう少し返済したかもしれません。
何もなかったと言い聞かせながらいい家族のふりをしました。
表面上はほんとに普通の家庭だったと思います。
砂の城
とても苦しく辛かった。
膝を抱えてうずくまっている小さい私、喉の奥にそんな姿がありました。
<下に続く>
2年後・・・
また知らない個人名の電話がかかってくるようになりました。
嫌な予感が雨雲のように心に広がります。
借金は完済したと言ってっていたのに、前の借金の残りがあったようでそれを私に言えずにその穴埋めという名目で競馬に使っていたのです。
その借金が500万円を超えていたと思います。
10社くらいからの借り入れがありましたから。
当然離婚を考えました。
でも
子供はまだ小さく頼れる実家もなかったので、不安な気持ちのまま何とか自分の気持ちを抑え込み、結婚生活を維持する事にしました。
その頃転勤の話があり、その借金を抱えて家族4人とネコ1匹で行きました。
赴任先に向かう車を運転する夫の横で、話すこともなく変わっていく美しい景色を、ただ瞳に映していました。
長女は年長さん、次女は幼稚園に上がる前でした。


最後までお付き合い
ありがとうございました






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