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 1度目の借金が発覚した時のある場面を思い出しました。

 「これだけの借金をどうするつもりなの?」と私が元夫に問いただしていた時の事。

元夫はずっと黙っています。

いつまでも黙ってる元夫に業を煮やして「おじいさんの遺産で返したら?」と言いました。

元夫の財産で私が口を出すことではないと思ってたので、言いたくありませんでしたが、いつまでも黙ってるし、返すとしたらそれしかありません。

この時私は、250万の借金を返しても遺産はまだまだ残ると考えていました。

 返ってきた言葉は他人事のように
「そんなお金どこにあるの?」でした。

私は訳が分かりませんでした。
この人は何を言ってるんだろう・・・?

「どういう事、え?ないの?なくなったん?使ったの?」
と聞くと「・・・うん。」とうなずきました。

「1,500万円も・・・?」もうパニックでした。

悪い夢を見てるようで、頭がボーっとしていました。


そして私に指さして小さな声で、

 「持ってたりして・・・」と言いました。少しいたずらっぽい光を目の端に宿して。

なんでしょ?

この場面でうっすらと目元が笑ってるのです。
その時はただただ動揺していましたが、今思い返すと心が冷えます。



私はこれからの生活、子どもの養育費、教育費が不安で仕方ない気持ちだったのに、もう泣き出しそうだったのに。マンションのローンで手いっぱいでギャンブルで使ったお金を返す余裕なんかある訳ないのに。

元夫は自分の作った借金なのにずっと他人事のような態度でした。

そして元夫は謝りませんでした。

私が借金して家族に迷惑をかけたなら何度でも、無視されても謝り続けます。
でも借金夫は謝りませんでした。

ずいぶん経った頃、ずっと心に引っかかったままだったので聞きました、なんで謝らないのって。

「謝っても仕方ないから。」と言いました。

謝っても元に戻らないから、謝っても許してもらえないからと言う意味でしょうか。

当然許せはしません、でも心から謝ってもらえたら、少しはその時の私の気持ちは楽になったのではないかと思います。

 最後まで読んで下さってありがとうございました

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