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★★★自分の癒しと借金を繰り返す夫・妻に悩む人たちへ、何かのお役に立てたらいいなと思いブログを書いています。★★★

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　大切な友達Ｋ子のお話し。（11）

昼下がり、Ｋ子と2人でホテルの1階にある一面ガラス張りの明るい中庭に面したティールームでお茶してた時の事。


Ｋ子といると、いろんな事があります。
チラチラこちらを見る中年男性がいました。
私はまったく気づかなかったのですが、視線に敏感なＫ子は落ち着かない様子でした。
そのうちにその男性が私たちのテーブルに来ました。

Ｋ子に名刺を差し出し、「フォトコンテストに出す写真のモデルになってほしい」という申し出でした。

Ｋ子は即答はできないと伝え、連絡先の交換をしていました。

<下に続く>
　その後、あまり乗り気でなかったＫ子は、断ったのですが、その方は普段、風景写真を撮られていて、人物写真は撮らないそうですが、Ｋ子を見て撮りたくなったそうです。

何度もお願いされるので仕方なく引き受けました。

出来上がった写真を見せてもらいました。
白黒写真で4～5点あり、その中の1枚が印象に残っています。

題名は「風の中の少女」

Ｋ子の顔がＵＰになっていて風に吹かれた髪の毛が顔にかかっている、そんな写真です。
残念ながら入賞はしなかったと聞いています。


付き合っていた彼がその写真を持っていて、別れてからその「写真を返して」と私から彼に言ってほしいと頼まれ、7年半付き合い別れた彼に電話しました。

そうすると、「もう処分した」と。

多分・・・噓。

Ｋ子に伝えるとＫ子も噓だと思うと。

手放したくなかったんだなぁ。
今その写真は彼の実家の彼の部屋にあると思います。